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落雷注意!雷の種類&子どもに教える避難方法&アプリ「雷アラート」

気になること

先日、近所の夏祭りがありました。

雷の予報の出ていたのですが、日中はお天気。予定通りお祭りは開催。

子どもは浴衣を着て、出かけていきました。

早めに帰るよう言ったものの、雷が鳴り始め、雨もポツポツと降り始めました。

そして、あっという間に、バケツをひっくり返したような雨と激しい雷が…。

本当に急に天気が変わります。子どもはびしょ濡れで帰ってきました。雷があちこちに落ちたので、すっかり雷が怖くなってしまったようです。

これだけ雷が多発すると、子どもにきちんと注意事項を話しておいた方がいいですね。みなさんのお宅では、なにか話してありますか?

落雷の種類

まず、雷が落ちる落ち方って、どんな種類があるのでしょう?

大きく分けて、2種類あります。

直撃雷

建物、人、木などに直接雷が落ちることです。被害が大きく、人に直撃すると死亡することが多いです。

直撃雷の中で、物に落ちた雷が、まわりの物に再放電する雷を側撃雷と言います。大きな木の下で雨宿りしていて、被害にあうのがこのケースです。

誘導雷

雷が落ちるとその周りには強い電磁界ができ、高い電圧が発生します。これが誘導雷です。

アンテナや電話線を通って、建物の中に入ると侵入雷とも言います。家に雷が落ちていないのに、落雷で電化製品が壊れるのは、この侵入雷が原因です。

外出中に雷が鳴ったら

雷が鳴り始めたら、すぐ避難

雷の音と光が同時でなければ、遠くに落ちると聞いたことはありませんか? 光から遅れて音が聞こえたら、とりあえず大丈夫と。

これは、光速と音速の違いによるものです。

光の方が音よりも早く届きます。音は距離によって、遅れて届きます。だから、音が遅れたら大丈夫というのは、正解と言えば、正解です。

しかし、その時鳴った雷は確かに遠くかもしれませんが、雷雲は大きく、何キロにも及びます。

自分の上の雲が雷雲だったら、いつ雷が落ちてもおかしくありません。安心はできませんね。

雷の音が聞こえたら、すぐに非難しましょう。

鉄筋コンクリートの建物に逃げ込めれば1番いいです。車の中に逃げたら、なるべく内側の身を寄せ、金属の部分を触らないようにします。

木の下の雨宿りはダメ

雷が落ちやすいものとは、背の高いものです。

ひらけた場所に高い木が1本あったら、その木に落ちる可能性が高いです。

木の下の雨宿りはやめましょう。

建物の軒下も、電流が走りやすいため危険です。雨宿りするなら、建物の中に入ります。

雷は金属に落ちる?

私が子どもの頃は、雷は金属に落ちると思っていました。

金属の時計やネックレスは危ないと、聞いたことはありませんか?

しかし、雷は金属を狙って落ちるわけではありません。

雷は落ちやすいところに落ちます。金属もプラスチックも関係ないです。ゴムも安全とは言えません。

ただ、電流は金属を通ります。そのため昔は、雷が金属に落ちると勘違いしていたようです。

傘はささない

雷雨では、傘をさしたら危険です。

傘が金属だから雷が落ちるわけではありません。傘をさした分、背が高くなるので、雷が落ちやすくなるのです。

そして、雷が落ちた場合、傘の金属部分に電流が走るので危険です。雷雨でも、傘はささずに濡れて帰りましょう。

逃げる場所がない時は、低い姿勢をとる

かかとを上げてしゃがみ込み、上半身を低くします。

鼓膜を守るため、耳はふさぎます。

地面に接している体の部分は少なくした方がいいので、寝たりしないでください。

カミナリは予測できる?

お出かけ前には天気予報を見よう

色々な対策がありますが、子どもはパニックになって対応が難しいと思います。

天気予報をこまめにチェックして、雷予報がある時は、不要な外出は控えましょう。

どうしても外出しなくてはいけない時は、どこに逃げる場所があるか、出発前に決めておくと安心です。

スマホアプリ「雷アラート」

天気予報よりも、より詳しく雷の情報を知りたい!

それには、スマホのアプリ『雷アラート』が便利。

日本気象株式会社の無料アプリです。

使い方は簡単。市町村を設定し、通知時間を選ぶだけ。

雷の接近レベルと激しさを、それぞれ4段階で通知してくれます。

データは10分毎に更新されるので安心です。

海や山などのレジャーや、サッカー・野球などの屋外スポーツの際には、利用してはいかがでしょうか?

GooglePlay 雷アラート

AppStore 雷アラート

室内の過ごし方

壁、家電、水から離れる

夏休みなど、親の仕事中、子どもだけで家で留守番することもあると思います。

マンションなど、鉄筋コンクリートの室内は比較的安全だと言われています。

特に高層マンションなどは、避雷針という雷を地面に逃がすものが設置されています。

しかし、一戸建てなど木造建築の場合、水道管から電流が伝わるケースもあります。侵入雷ですね。

家の中とは言え、安心できません。できれば、壁、家電、水から離れましょう。

夜は懐中電灯を用意

近くに落雷があると、停電することがあります。

夜、雷が鳴りだしたら、懐中電灯を用意しましょう。

懐中電灯はしまい込まず、子どもでもすぐに手に取れる場所に置くといいですね。

我が家は冷蔵庫に付けているほか、子ども部屋にも小さい懐中電灯を置いてあります。

まとめ

我が家では子どもには、こう話しました。

・雷が鳴ったらすぐ帰る

・傘はささない

・木の下で雨宿りはしない

・動けなくなったら、しゃがむ

・大人がそばにいれば、大人に従う

しゃがむポーズも練習しました。

都心の場合、高い建物や電柱が多く、直撃雷の心配は少ないですが、ひらけている場所は心配です。

また、誘導雷の危険はどこでもあります。

あまり怖がり過ぎるものいけませんが、用心するに越したことはありません。

子どもに日ごろから、雷が鳴りだしたらどうするか、話しておきたいですね。

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